2007年3月11日 (日)

一通の手紙

先日お会いした方から手紙を頂きました。内容はお会いできてよかった、という内容と保育園の民営化に関する切実な意見をいただきました。

この民営化に関する市当局と保護者もしくは関係者のみなさんとの説明会での意見とその回答の資料に目をとおしながら、私も少し疑問を持たざるをえない答弁がありました。

市民と向き合うということは説明責任を果たすことなのは当然ですが、その説明の結果市民の皆さんも納得できるようなものでなければならないと思います。しかも、市民のみなさんに不利益になる要素というものは排除してゆくことが大前提であるはずです。

しかし、今回の説明では財政上逼迫しているために、保育園の民営化は致し方ないという説明であり、これまでの子供たちへの施策の遅れも、財政上の問題で市役所内部でいう財政課に問題があるという説明では誰も納得できないのは当然であります。

市の都合で、そのしわ寄せを子供へ向けるというのでは、根本的に取り組みが間違っていると言うしかないと断言できます。

基本的には子供たちへの対応や具体的な施策がより向上してゆくことを目指しての決断ということでなければ、

子供たちのためなら食べることでも切りつめてやり繰りする「おかあさん」方ですから賛成の意見などもらえるはずもありません。

現時点では民営化に対して反対というより、市当局のやり方に対する怒りがつのっていると言えます。

市民の皆さんと向き合った政治を逆手にとって、説明してるからいいでしょうと言わんばかりでは、その進め方自体に、なんらかの改善を加えるべきであったと言わざるをえません。

私の政治スタイルとも異質なその行政手法に異論をとなえることとなると思います。

理論整然とした保護者の意見をこのまま無視して進めるわけにはいかないでしょうね。

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