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2013年12月 3日 (火)

新居の三義民

新居浜には、数々の義を重んじた武将の逸話やその時代に挑んだ人々の物語があります。

新居の三義民もそうです。

しかも、その三義民をいまだに弔っていることが、またすごいことだと思います。

宇高自治会のみなさんが中心になって、その偉業を称え、弔っているのです。

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今年で、丁度260回忌、ということで
5年に一度、行っている式典に出席をさせていただきました。
私も、今回で2回目だと思います。
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しかし、その三義民の物語を聞けば聞くほど、無念がつのります。
運命だったといえば、それまでではありますが、
一揆を企て、直訴をした三人が、処刑されたのが、直訴をしてから一年余りたってから
しかし、その処刑に日、11月21日の翌日、22日には江戸から、三人のご赦免状がとどいたといわれています。
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しかし、命を賭して、直訴にいたった方がいたおかげで、私たちがこの地域に生を得ることができたのかもしれません。
自分達が、自分の力だけで、今、存在するのだというような、高慢な考えを持ってはならない、
生かされている自分の、
出来る限りの努力を、現世で積み重ねてゆく責任が、私たちにはありますね。

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