« アコースティックライブ | トップページ | 日本人が行けない日本国 »

2012年8月 9日 (木)

話し合いのゆくえ

党首による話し合いがもたれました。

普通なら、どんなやりとりがなされたのだろう?とか、興味深々のところなのですが、

しかも、谷垣総裁は、一体改革法案可決後、即解散をもとめ、そうでなければ、内閣不信任案を提出する、という意気込みに感じました。

結果は、「近いうちに」解散するということで、自民党側が納得するということになりました。

記者会見では、その「近いうちに」とはいつなのかという質問に、具体的な応えはありません。

ないというよりは、応えられなかったのでしょう。

すべて、民主党の内部事情によるところの、「近いうちに」という表現に留めるしかなかったのだと、思います。

法案可決後、即解散を宣言してしまうと、

廃案にしてまで、選挙時期を延ばそうとする力が増し、実質的に民主党は分裂状態になりかねないほどの状況ではないかと思われます。

すでに政党としての体をなしていない、泥舟のような民主党に対する

谷垣総裁の情けから、

「近いうちに」決着となったのではないでしょうか?!

しかし、ここにきて、この表現は、決断できない民主党というレッテルを貼られた政党に、同調していると見えてしまい、、

国民には、さらなる政治不信を抱かせてしまい、その渦の中に自民党までしっかりと取り込まれたような感覚をもちます。

自民党は決断はでき、それを実行する力はあるんだ、ということを、自民党のリーダーとして国民に示すべきではなかったのでしょうか

国民に政治不信を抱かせたことには、これまでに自民党も、責任はあります。

しかし、この3年間の民主党のていたらくぶりに、最後の最後で付き合う必要はなかったのでは、ないでしょうか?!

将棋で言えば、即詰みの状況にある民主党を、わざとゆるい手をさして眺めているようなものでしょう

国民が求めている政治に対する「決断」と「責任」には、合致しない言葉で締めくくった会談であったと感じざるをえません

|

« アコースティックライブ | トップページ | 日本人が行けない日本国 »

コメント

政治家と政治屋。
高い志をもって国家、国民のことや、将来展望を考える人が政治家。
自分の選挙・当選のこと等を中心に考え、耳障りのよい言葉使いに長け、国民の人気を得ることに力を注ぎ、立場を利用して自分の利益を考える人が政治屋。
今、国会議員の中で本当に政治家と言える人が何人いるのだろうか。

投稿: 藤田敏彦 | 2012年8月 9日 (木) 17時33分

韓国大統領の竹島上陸についての意見を表明してください。それでも李大統領を支持されるのですか?

投稿: 暴挙では? | 2012年8月10日 (金) 22時13分

この記事へのコメントは終了しました。

« アコースティックライブ | トップページ | 日本人が行けない日本国 »