雪道を行く
前方から風が起こると、その風の動きに合わせて、雪が舞い上がりながら私の方にやってくる、
風がやってきたその瞬間は、前が全然見えなくなるほど雪花が舞い
その刹那な時間、吹雪のなかに迷い込んだような錯覚にさえ陥ってしまうのです。
道路沿いの雪の壁の上を、舞い上がりながら私に向かってくるのが心地よく
その風が、起こるたびに、
心の中で喜んでいるのです。
行きには、道路沿いの雪の壁は硬く凍っていたので、どうかと思っていましたが、
帰りには、柔らかなところを発見。
さっそく、ここへ来たことの証を、、、、。
自分の名前しか書く題材が浮かばなかった、自分自身の発想に、若干の恥ずかしさを感じつつも、「とおる」と書き込んでおきました。
なんと、書き終わったときに、おばあさんと遭遇、
しかも、その方から、シャッター押してあげましょうか?と声をかけていただきました。
出発するときに、「足元がすべるから気をつけてね!!」と声をかけてくれた、おばあちゃんでした。
そういやあ、ここへ来てから、廊下で会う人、風呂場で会う人、どこで会っても「こんにちは」「おはようおざいます」と声をかけるようにしていましたが、
そのおかげですかねえ、
この前の土曜日の高見知佳さんの童話の朗読「おかげさまで」を思い出しました。
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