秋川雅史さんの新曲を祝う会
毎年、10月13日には帰ってこられるという、秋川雅史さんの新曲を祝う会に参加させていただきました。
少し遅れて会場に入場された秋川さん、
私はもう少し、がっしりした体格の方を創造しておりましたが、意外と細身、
第一印象は、そんな感じでした。
しばらく、歓談してから秋川さんの挨拶がありました。遅れてきたことの謝罪から話が始まり、非常に謙虚な方やなあと思いました。
そして新曲「あすという日が」を発表するまでのいきさつを聞かせていただきました。
震災がおこった時、丁度、コンサートの開始前だったそうで、そのコンサートは中止になり、再度4月26日に行ったそうです。
ただ、震災を映像で知った時には、自分は歌い手としてどうしたらいいのか?迷われたそうです。
しかし、実際に震災の現地(気仙沼)の避難所にお邪魔して、一曲歌って、アンコールをもらって、
また、一曲歌って、
それでも、「千の風にのって」だけは歌わないつもりでいたそうです。
「あなたのお墓のまえで、、、、、」で始まる歌は、その時の避難所では歌えない、まだ、帰ってくることをかすかな期待をもって待ち続けている人、
そうでなくても、行方不明のままの状態の人、そんな人の前で、「千の風にのって」は歌えないと考えていたそうです。
しかし、7曲目に、とうとう会場のみなさんから、全員の方から歌って欲しいといわれて、「千の風にのって」をうたったそうです。
会場の皆さんは、泣いていました。
その時、初めて、秋川さんは、自分は歌い手として歌を歌いながらみなさんに「勇気」と「元気」を与えてゆくことが使命なんだと感じたそうです。
それで、被災を受けた仙台の中学生が避難所で歌っていた「あすという日が」という曲を新曲として発表することになったそうでした。
その歌を選ぶまでの話とか、夏川リミさんと同じ曲を同時発売になった話とか、もっと話があったのですが、
その時の、秋川さんの話がみなさんにうまく伝えることができなくて申し訳ないのです。
私は、その秋川さんの話に感動しました。
そして、最後の閉めの、井上さんの話も印象的でした。
秋川さんを懸命に応援しているみなさんの人柄にふれながら、ご自分の思いを込めた挨拶、
そして、最後に乾杯で閉められました。
秋川さんの飛躍は、まだまだこれからも、、、。という思いをこめて。
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