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2011年9月16日 (金)

国の責任ですすめるべきこと!!

野田総理の所信には、すこしがっかりしました。

菅内閣の後だけに期待感が高かったせいもありますが、もう少し自分のカラーをだして、具体的なところにも踏み込んでもらいたかった!というのが正直なところです。

それと、菅政権下で大臣を務めていたのですから、菅政権のダメだったところを、真摯に反省し、今後どのように改めるのかを語ってもらいたかったですね。

財務省の言いなりになり、財務省主導の施策のみが、クローズアップされてはいませんか?

一番、財務省の言いなりになる大臣を据えたね!と安住大臣を評している人がいました。

そんなことよりも、たとえば東北復興であれば、さらに具体的に国の責任ですすめることを、語らなければならないのではないでしょうか?!

復興の予算をつけたから、あとは大丈夫というのではなく。

復興をすすめるうえで、国が担保すべきところを国として提示してゆかねばならいわけですから、

たとえば、東北復興のスタートである、災害ガレキの処理に関して言えば、広域連携をどのように組むか、

それを推進できるような、国としての基本的な基準設定や、規制法律の緩和など、

スピード感をもった復興推進のためにも、規制と規制緩和をあわせて早急に行わなければならないわけです。

ところが、菅政権下の6ヶ月間は、中央官庁も停滞し、先手を打ててない!!

さきほどのガレキの件でも、他県への持ち出しに関して、放射能の国としての基準値の設定が、なされていない、とか課題は山積です。

それを、これまでの菅政権のように、各自治体で責任もってすすめてください!という国のスタンスでは、結局、国民の不安をあおることになってしまいます。

野田総理には、各大臣に、国としての責任を取る事項について、各省庁で精査させ、その後、

各省庁間の調整を、政治主導で図り、

全体として、どのような復興を、

また、日本の再生を具体的に、はかってゆくのかを、

総理自身の言葉で語ってもらいたいものです。

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