激変する中国事情とネットビジネス
先週、久しぶりに倫理法人会のモーニングセミナーに参加をしました。
その日の、講師は、張 永慶 さん。わたしの古くからの友人で、久しぶりに会えて嬉しかったのですが、講演は、さらに、さらに、いい講演でした。
張さんとは、いっしょに北京へ行って、太鼓台をかついだなかです。もう11年ほど前になりますか?!
萩生東の太鼓台を、北京で行われる国際女子駅伝の開催に合わせて、出場したのです。
さすがに、あの広い天安門広場に太鼓台が一台は、ちっちゃく見えましたが、
中国の工業高校の子供たちと一緒にかついだ時の、体格のいい子供たちの、太鼓台の重さへの驚きは、半端ではありませんでした。
その時に、かつぎ方を、一生懸命に指導してくれたのが、張さんなのです。
今、中国にはネットポリス、つまりネット上の政府にとって、不都合な書き込みを削除する部署の人員が、常時36万人いるそうです。
それに対して、先般の新幹線の事故のときのネットの書き込みは、1000万人が行い、その結果、世界の目にふれることになったそうなのです。
つまり、36万人のネットポリス以上の書き込みがあれば、全世界に情報が流出してゆくそうなのです。
中国では2002年にインターネットの利用者が5800万人、
それが、2007年には、2億1000万人に、さらに、現在では、4億8500万人になっているそうなのです。
2007年時点で、アメリカが2億1500万人の利用者ですから、その時点で、アメリカに肩を並べ、
現在では、およそ倍の延べ人数の人が、インターネットに接続していることになります。
しかも、4億8500万人のうち、有線による接続者は3億9000万人、携帯等の接続者は3億1800万人だそうです。
じつに、日本の人口の4倍の人が、インターネットを利用し、また、携帯などで、リアルタイムに情報を流せる人が、日本の人口の3倍以上はいるわけです。
しかも、インターネットのサイト数も今年半年で、183万サイトから、その倍、208,9%も増えているそうです。
まさに、その数字を見るだけでも、中国が激変している様子がうかがえますし、ネットビジネスの大きな市場というとらえかたもできるのでしょう。
情報社会へ急速に突入している中国の変貌は、私たちにも、大きな変革を求めてくるときが来ると、その、準備をしておく必要があるのではないでしょうか?!
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