ボランティアその4、陸前高田
到着した日の最終目的地、陸前高田に到着、炊き出しボランティア、開始です。
午後3時に準備を始めて、5時開始まで、大忙しです。
クックチャムのみなさんは、さすがに手馴れているので、手際よく出来てゆきます。
驚いたのは、クックチャムのメンバーの味に対するこだわりでした。炊き出しボランティアだからといって、味に妥協はないようです。
ハンバーグのデミグラントソースなども入念に味見を重ね、いつもの納得ゆくところまで仕上げてゆくのです。
ご飯も、炊き具合の不十分なものは、出さないと判断されます。
プロの意識というものを、たとえボランティアであろうとも常に持つということの、すごさを感じました。
当然ですが、長蛇の列が出来上がります。
カキ氷のほうも大盛況でした。
一生懸命、芋炊きを注いだり、追加の芋炊きを準備したりしてるうちに、陽もすこし影ってきました。
仮設住宅で生活しているみなさんに、喜んでもらえたことが、一番の疲労回復剤です。
また、夜遅くに帰ってくる息子に食べさせてやりたいと、遠慮そうに、二度目にやってきたお父さんの、「これ、旨いねえ!!」という言葉が、心地よく耳に残ります。
あっという間に、すべて配り終えました。片付けして荷物の整理を終えて、そこを出発するときには、真っ暗です。なんとか、20:30ごろには出発できました。
宿泊さきが無かったもので、その日も、仙台まで帰らなくてはならず、
2時間半ほどの道のりを帰ってゆきます。
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