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2011年7月28日 (木)

管総理の思惑

ここらへんで、もう一度、現在の管総理の思惑を、私なりに想定してみます。あくまで空論ですけど、、。

まず、第一は、自分の政権維持であります。その場その場を、うそを塗り固めながら切り抜けてきた管総理ですから、政権にしがみつきたいという思いは、かなり強いのでしょう!!

一発逆転の時期を虎視眈々と待っている状況です。

一方、民主党はどうかというと、同様に政権維持を考えていることは、まちがいないことですが、

その双方の思惑を果たすためには、圧倒的な対極か、もしくは、国民にわかりやすいYESかNOの選択をせまれるテーマが必要となります。

圧倒的な対極として、現在の野党にその矛先を向けても、野党のほうが正論ですし、これまでの民主党の政権運営こそが、でたらめなわけですから、

野党対与党の対極はありえないことです、民主党側からその仕掛けはないでしょう。

小泉総理の郵政選挙、前回の政権交代、が象徴的でした、いわゆる国民にYESがNOを突きつける手法は、

まさに、「脱原発」がそうだったのだと思います。しかし、これも現状では、管総理の思いつきのように、扱われ不発に終わるかのように見えます。

それでは、八方ふさがりの現状をどう打破するのか?

悪者をつくり、その悪者を対極にすえることしか、ないのではと思うのです。

民主党は、管総理を悪者にしたて、責任をすべてなすりつけ、民主党の人気回復を図るしかない!

ここで、管総理と民主党は、同じ政権維持をもくろみながら、その思惑は相反するのです。

管総理の方では、悪者としては、電力会社を悪者にするしかない。とくに東京電力を悪者に追い込んでゆくと思います。

国民にとって東京電力が悪者になり得る、ベストの時期は、電力料金の値上げの時です。

たとえば、まずは、東京電力の保有する株をふんだんに売りさばかせ、それをソフトバンクが買い続け、

電力料金値上げの時に、ソフトバンクが東電を買い取る宣言をすると同時に、電力料金は一切上げないかつ、原発は廃止するという声明を発表すると、

世論は、すべてそちらに向くのではないでしょうか?!

その時に、管総理が総選挙を打って出るというストーリーもありかなあ、と、、、。

極めて、評論家的なことを、今日は言ってしまいました。

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