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2011年6月22日 (水)

政治力に現場力

東日本大震災が起こって3ヶ月、ようやく復興基本法なるものが成立したました。このスピード感たるや、世界の各国はどう感じているでしょうか?

現在の政治の脆弱さを露呈してしまった、震災以降の国会!!

なんとかしてもらいたい、と願う国民と、政治に対して失望した国民、

有事にこれほど優柔不断では、「政治リスクの大きい国」とみられてもしかたがありません。

つまり、私たちは東日本大震災という大きなリスクを抱える前から、目には見えないが大きな「政治リスク」を抱えていたのです。

じゃあ、今の政治になにが欠けているのか?

民主党がだらしないとか、菅総理のリーダーシップとか、政治主導をはきちがえている、とかいろいろ言われるところはありますが、

私は、総じて現在の政治に「現場力」が足らないと思うのです。

いち早く復旧し工場を再会したところが次々とでてきました。そのすべての原動力は現場の力なのです。

本社サイドで決めてくれなければ前に進めないというような工場では、再会のスタートは遅くなる一方です。

現場主導で、その場その場を適切に対応するから最短で再会ができるのです。

製造業でなくても、建設業でも、サービス業でも、すべてがそうですけど、やはり「現場力」じゃあないでしょうか?!

そんな現場力をもった政治が必要です。

スピード感、即決の判断力、

なによりも、現場で現状をふまえての次なる一手を打てる人材が必要なのでは、、、。

よく聞きます。「現地は見てきた!」という政治家を、

見るだけではなく、現地で行動を起こせる政治家でなければならない。その上で、大きなビジョンを論じてもらいたいと思います。

政治力に現場力を

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