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2011年2月17日 (木)

16人の意志

今日、民主党の議員が16人、会派離脱届けを出したと報じられました。

彼らの真意は、私にはすこし理解できないところもあります。しかしながら、今回の行動は、国会議員すべて、つまり与党も野党も、真摯に受け止めるべきではないかと思います。

特に恥ずべきは、自民党時代、党内の新勢力と称して、マスコミにのみ執行部の批判をしていた政治家の方には、その内部批判をし、それでいて、自分は内部にとどまるという状況が外部から見て、どれほど醜く見えるのか、反省をしていただきたい。

また、今回で言えば、彼らの行動に対する民主党の執行部のコメントは、お粗末極まりないと思います。

彼らの行為を、「パーフォーマンス、」、「ありえない行動」とさげすんで見るかのようなコメントは、後日、必ず後悔することでしょう。

さらには、今回のこの行為を期に、国会内部の、会派設立の自由度をあげてやってもいいのではないかとさえ思えます。

私も、県議会ではありますが、一期の後半から、自民党会派を離脱し、友人と二人の会派で活動しました。

実際には、自民党会派時代には経験もできないようなことを、沢山する機会をいただきました。

国会は、政党政治が基本なのでしょうが、

自分の意見を、もっと自由闊達に述べることのできる環境も、時代が求めているのかもしれません。

つまり、今回の彼らの行動は、政局に影響があるというよりも、国会改革の一助になればと思うのです。

とにかく、彼らがどこまで自分達の意志を貫いてゆくのか、しっかり見守って行きたいと思います。

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