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2010年11月19日 (金)

経団連、米倉会長

内外情勢の全国講演会があり、経団連会長で住友化学社長である米倉弘昌氏の講演がありました。

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1000人ほどの聴衆、「日本の針路」というテーマでの講演です。

日本経済の現状や、国際的な経済情勢、さらには、社会保障のゆくえ、それにあわせた、財源の問題、地球温暖化の問題、そして、最後に民間主導の取り組みについてなど、示唆に富んだ話でありました。

全体を通じて、新成長戦略の実施と国内の事業展開が進む環境づくりを望んでいるとのことでした。

APECでの菅総理の果たした役割については、評価しているとは、おっしゃっていましたが、

現在の民主党の施策には極めて批判的のように感じました。まあ、今の民主党の施策で満足する経営者はいないでしょうけど、、、。

なによりも、米倉氏の言葉の、「経団連は行動集団である。」が、印象的でした。

各地の商工会議所もこれに見習って、行動集団として活動してもらいたいところですね。

その後に話された、12月に発表予定の「サンライズレポート」は、まさしく、民間主導のこれからの取り組みとして、おおいに期待できるところと感じました。

その中でも、高度な技術とシステムをパッケージ化して世界に売り込むという発想は、

まさに、今後の日本の新たな成長が期待できる産業構築の主軸となる考え方になってゆくと思います。

米倉氏が牽引する日本経済界の今後の活動に大いに期待しております。

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