菅政権再始動
いよいよ、今週中には菅政権が再始動するわけですが、
多くの国民に試され、野党勢力にも試され、さらには、市場自体にも試され、そして国際社会にも試される、
まさに、お試し内閣と呼ばれそうなぐらい、現時点での信頼感の薄いスタートを切らざるを得ない政権です。
しかも、その実施しなければならない諸施策も、一斉に、なおかつ総がかり的にスタートをしなければならない状態だと思います。
これも、一年以上に及ぶ民主党政権運営の無策が原因ですから、しかたがないところで、
菅内閣の時期を逸することの無い、英断を望んでいます。
とりわけ、経済対策、中小企業対策、雇用対策は、すでに遅れている感も強く、また、先日の日銀の市場介入の効果をさらに有効にするためにも、これらの諸施策は、早急にお願いしたいものです。
子育て手当ての完全実施時期を少々遅らせてでも、経済対策最優先で進めるべきだと考えます。
それと、あわせて、まだ、どの党も具体的な政策を打ち出していませんが、若年層向けの施策を、このさい、特別枠で作ってもらいたいと思います。
今、社会全体が、高齢化社会、高齢化社会と言いながら、若年層の負担が増大する現実や、
若者に夢を託すことの出来る社会づくりを進めているとはいえないのではないかと思うのです。
それら、経済、雇用対策をすすめながら、
中央と地域の関係を明確にすることによって、地域主権を加速的に推進するべきだと考えます。
今まで同様の、地域の側は受動態、ではなく、積極的に地域の個性を発揮しながら、地域独自の施策を作り上げてゆくような、流れを作ってもらいたいのです。
地域主権国家については、後日、私の考えを述べたいと思います。
とにかく、菅政権にふんばってもらい、今の、日本の難局を乗り切らなければならないのですから、
菅総理、性根を入れて頑張ってもらいたいものです。
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