憂国
多くの国民の「変化」を求めた、期待をになって、民主党政権が誕生して早、2ヶ月になろうとしています。
私も、どのような改革を進めてゆくのか、見守っているところですが、
これまでは、補正予算の削減や、当初予算の構築などに、主力がそそがれ、
本来の、これからの国の姿や、私たちの暮らしがどのように変わってゆくのか、私たちの地域がどのように変わってゆくのか、、、、、。など、
将来のわが国のビジョンにかかわるところの議論は、まだまだのような感じがします。
しかも、たちまち、目の前の問題に対してなんとか対応する、ということが多く、
それも当然のことなのですが、
政権与党としての手腕に、いささかの不安をいだいているのは、私だけではないのではないかと思います。
しかも、諸外国の前で、地球の環境改善のリーダーとして活躍しますと明言し、CO2削減25%を首相が約束してきたのですから、
その、25%削減の、戦略とか、実行プログラムなど、この数字に関するものだけでも、早急に国民に提示しなければならないのではないでしょうか?!
海外の友人から「日本はすごいね!!環境の取り組みは世界トップレベルだねえ!」と言われても、
「国民の意識もすごいよ!!」などと返す言葉をいえるようにしたいですよね。
国民にこれまで、耳ざわりのいい言葉を言い続けてきた民主党は、
そろそろ、「ここはいいけど、この部分ではマイナスになります」というように、いい部分と、国民にとって悪くなるところを、はっきり言わなければならない時が、すでに来ていると思うのです。
その上で、先ほど言いました、国家のビジョンを国民に指し示す責任があると思います。
場当たり的な対応に追われることなく、しっかり地に足のついた政策をすすめていただきたい!!
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