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2008年6月24日 (火)

東京とのギャップ

昔、各地を渡り歩いて講演をしてた時、よく、「ど、じ、な、こ、のめがねを持ちましょう。」などとカッコよく話してました。

25年ほど前に、日経新聞の地方部長?だったと思うんだけど、亀地 宏さんの講演を聞いた時に、「これいただき!!」などと思い、

それから、10年後、よく講演に行くようになってから、しばらくの間は使わせてもらいました。いわゆるパクリというやつ。

「ど」は、ドキッとするーー創造性

「じ」は、ジーーンとくるーーー人間性

「な」は、なかなかやるなーーー主体性

「こ」は、これは東京にはなぞーー個性

この四つのものさしを持って、その町を見てみましょう!!ということを話してました。

その当時の、地域のまちづくりは、その目指す方向に必ず「東京」があったのです。

こういうものが欲しい、こういうものを建てたい、こういうものがあったら、、、、、。などと、あたかもその地域には、どうしても必要だと言わんばかりに、

ところが、それはすでに東京にはそろっていたのです。

そのころ、いわゆる80年代後半には、70年代から頑張っていた各地のまちづくりの戦士と呼ばれていた人たちも、あまり聞こえなくなりました。

しかし、ミニ東京を目指している地域ばかりではなく、着実に、その地域のアイデンテイテイーを作り上げていた地域もありました。

そんな、地域アイデンテイテイーをしっかりと形成できている地域とそうでない地域を見分ける、一つのメガネとしては、この「ど、じ、な、こ、メガネ」は有用でした。

今は、どうかと言うと、

その地域の持つ、固有の「知恵」というか「知識」というか、その地域が創り上げた「しくみ」を見ることが、重要に感じます。

それが、まだ実現してなくても、

政策的に、議論している段階であっても、

その地域に固有の知識が集積しているとすると、そこへ、行ってみたくなりますよね!!

そこが、すばらしい観光地で、訪問者も多いところだとすれば、ただ単に観光資源を視察するのではなく、

きっと、その観光資源を守ってきた知恵やしくみがあるはずだと、それを探索に行きたいですね、

私の「まち」も、そんな思いで、訪れてくれるひとが多くなってゆくような「まち」になってもらいたいですね。

いや、そうしなければならない!!

本当の意味での東京とのギャップって、その知恵、もしくは知識の集積のギャップなのでは、ないでしょうか?!

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コメント

その町に住んでいる人達、その町で働いている人達が、
自信を持って案内できる施設・自然・環境・祭り・食べ物

地元の人が寄り付かない所も行きたくないし、
地元の人が食べない物も食べたくないし、
地元の人が参加しない祭りを見てもおもしろくないし、

そこで生活している人達も巻き込んだ「しくみ」が、人を呼び込む力にもなりますね。

まず、そこにいる人達が「ど、じ、な、こ、」のどれかに出会ったとき、「また行きたいな。」「友達に言って自慢したいな。」と、
口コミが、また人を呼び込む力となると思います。

投稿: しあわせのしっぽ | 2008年6月24日 (火) 10時11分

コメントありがとうございました。ところで「しあわせのしっぽ」というハンドルネーム、いいですねえ!!またおいでください。

投稿: とおる | 2008年6月24日 (火) 11時40分

いやあ。ど・じ・な・こ・・・なつかしいですね。現在、大学で学生達に「創造的発想法の例」で実際にやってもらっています。あのころのみんなは本当に一つの生命体のようでしたね。今は、18~19歳の学生と交えて行うのも一興ですね。

投稿: ミネルバのふくろうです。 | 2008年6月30日 (月) 20時52分

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