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2008年6月27日 (金)

偶然の一致

よく、「偶然ですねえ!」などと言う会話を交わす。その偶然の中には、そのとおり偶然で片付けてしまえるようなものもあれば、

いやあ~~、ありゃ必然だわさと思えることもあります。

10年ほど前にけっこう売れた本、「聖なる予言」(私も当然しっかり読みましたが)で言う{偶然の一致}のような、、、、。

もし、この世の中に、偶然が存在しないと仮定すると、

必ず、原因と結果が存在することになります。

つまり、自分の存在は必然であると断言するのなら、自分の父と母の出逢いも必然ということになるわけですから、

地球上の人類が、たとえば50億人だとすると、25億分の1の確率の出逢いの二人、その二人がめぐり合えるための、二人の両親の出逢いの確率は?などと考えると、

自分がこの世に生まれたのは、正に奇跡としか言いようがなくなります。

そう考えると、自分が今、存在することは、現世の必然というより、過去から、もしくは、異次元からの約束事で生まれてきたと言ったほうが、つじつまが合いそうな気がします。

それほど、稀有な存在なのです。しかし、その自分の人生を粗末にしすぎているのではないでしょうか?!

逆に、すべてが偶然であるとは仮定しにくいですね。

そう考えてみると、必然か偶然かというよりも、聖なる予言でいう「偶然の一致」という表現が最もマッチしそうですね。

自分の存在や、自分の人生も、与えられたもの、

だから、試練が用意されていたり、喜びが用意されているのでしょう、

どような厳しい試練であろうとも、乗り越えるために用意されたものと考えると、

もともと、自分の人生のプログラムに組み込まれていた、

いわゆる、「偶然の一致」としての出来事といえるのではないでしょうか?!

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2008年6月24日 (火)

東京とのギャップ

昔、各地を渡り歩いて講演をしてた時、よく、「ど、じ、な、こ、のめがねを持ちましょう。」などとカッコよく話してました。

25年ほど前に、日経新聞の地方部長?だったと思うんだけど、亀地 宏さんの講演を聞いた時に、「これいただき!!」などと思い、

それから、10年後、よく講演に行くようになってから、しばらくの間は使わせてもらいました。いわゆるパクリというやつ。

「ど」は、ドキッとするーー創造性

「じ」は、ジーーンとくるーーー人間性

「な」は、なかなかやるなーーー主体性

「こ」は、これは東京にはなぞーー個性

この四つのものさしを持って、その町を見てみましょう!!ということを話してました。

その当時の、地域のまちづくりは、その目指す方向に必ず「東京」があったのです。

こういうものが欲しい、こういうものを建てたい、こういうものがあったら、、、、、。などと、あたかもその地域には、どうしても必要だと言わんばかりに、

ところが、それはすでに東京にはそろっていたのです。

そのころ、いわゆる80年代後半には、70年代から頑張っていた各地のまちづくりの戦士と呼ばれていた人たちも、あまり聞こえなくなりました。

しかし、ミニ東京を目指している地域ばかりではなく、着実に、その地域のアイデンテイテイーを作り上げていた地域もありました。

そんな、地域アイデンテイテイーをしっかりと形成できている地域とそうでない地域を見分ける、一つのメガネとしては、この「ど、じ、な、こ、メガネ」は有用でした。

今は、どうかと言うと、

その地域の持つ、固有の「知恵」というか「知識」というか、その地域が創り上げた「しくみ」を見ることが、重要に感じます。

それが、まだ実現してなくても、

政策的に、議論している段階であっても、

その地域に固有の知識が集積しているとすると、そこへ、行ってみたくなりますよね!!

そこが、すばらしい観光地で、訪問者も多いところだとすれば、ただ単に観光資源を視察するのではなく、

きっと、その観光資源を守ってきた知恵やしくみがあるはずだと、それを探索に行きたいですね、

私の「まち」も、そんな思いで、訪れてくれるひとが多くなってゆくような「まち」になってもらいたいですね。

いや、そうしなければならない!!

本当の意味での東京とのギャップって、その知恵、もしくは知識の集積のギャップなのでは、ないでしょうか?!

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2008年6月19日 (木)

ミクロ、マクロワープ

今まで、学んできたことを少し大きなエリアで実験的におこなうチャンスを得ました。

私は、これまでネットワーク組織論を自分なりに理解してきたつもりです。しかし、ネットワークの広がりが、大きなうねりとなって社会を変革してゆく基点に立ったことはありません。

阪神大震災の時には、その真っ只中にいて実感することができました。

しかしながら、能動的にそのうねりが起こったとは思えませんでした。そこには大震災という悲惨な災害が起因となって広がってゆく受動的能動はありましたが、

そして、「なにかをしてあげたい!!」という意識の組織化が始まり、

ボランテアとして広がってゆきました。全国的にボランテアをつなげて行けたのは過去には日本の歴史上では確認できていないと思います。

今回の私の試みは、「意識をつなぎ合わせる」というよりも、

政策的なミクロマクロワープを形成しながら、社会的なうねりを起こせるかどおかの試みです。

そのことで、政治の信頼を獲得することができるかどうかが、

私の課題であります。

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2008年6月18日 (水)

宝所近在

少し前になりますが、友人の講演が松山でありました。

彼の講演を聞くのは久しぶりで、、、。いや、4月にも聞いてました、高知で、、、。

しかし、その時もよかったけど今回の講演は、実に興味深いものでしたし、現代社会の私たちにとって示唆に富む内容でした。

「情報に頼りすぎです、、、、。記憶する力に頼っていない、もしくは正しく記憶しておく力が弱い、過去を呼び覚ます力が弱い、、、、、。」

「結果的に情報に頼りすぎてしまう!!」

とまあ、こんな感じです。その他も、カールブッセの詩を引用したり、けっこう分野にとらわれないいい話でした。

その講演の数日後、私はメールで彼に尋ねました。

「この前の講演を、四語熟語で表したら、どんな言葉になるのかなあ?」

「難しいこと言うなあ!!まあしいて言えば、{宝所近在}やなあ、、、。」と返ってきました。

宝所近在???分かりませんし、漢字から意味を創造しょうと思っても、全然見当もつかないところでした。

家に帰ってインターネットで検索してみますと、確かにありました。

鎌倉に浄智寺という古い寺があって、そこの山門に「宝所近在」と書かれ、修行に厳しい寺らしく、

立派な方丈になるために努力をしなさい。という意味であります。

それと、平成15年裏千家学園研究終了式、1学期終了式、学校長(実は私の友人)の言葉

「学校長は「宝所近在」の言葉を引かれ心の中にゆとりを持って、素直な気持ちで物事に対応できるように、」

「また、この修行期間はは長い茶道の中の1コマで、その前にも後にも道はつながっています。」

「着実に、摘質、、、、、、。」

とありました。

「宝所近在」いい言葉です。意味を理解してようやく、彼は、私にそう伝えたかったのかなと思いながら感慨にふける今日この頃であります。

6年ほど前に、彼のお父さんの講演も聞かせていただいた後、同じようなことを尋ねたことがあります。

その時は、その場で「安分以養福」とペンで書いていただきました。

この二つの言葉をしっかりと腹にすえて、がんばってゆきたいと思います。

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2008年6月12日 (木)

あまりにも早すぎて

先日、会長を退いた私にとって大切な人が逝きました。

先日、お会いした時には、けっこう元気そうで、私も安心して病院から帰ってきたのに、

病状の変化は、私たちがお会いして感じるのとは、ちがった、ものだったのでしょう、

残念です。

ただ、眠るように逝かれたそうで、

お顔も痛みがあったようなお顔ではなかったので、

それだけが、心の慰みです。

3年ほど前に、いっしょに秋田の玉川温泉(ガン治療の湯治場)に行きました。何も無いところで、一週間二人で居ただけに、

しかも私の父親の親しい友人だあっただけに、

親父と二人で旅行したような気分で過ごせました。

「今度、良くなったらまた、玉川温泉行きましょうね!!」と、よく言っていたのに、

それも、かなわないことになりました。

今頃は、そっちの世界で、大好きなゴルフをさんざんされておられることでしょう。

そちらでの再会を期待しておきます。

その前に、会われるでありましょう、私の父親によろしくお伝え願います。

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2008年6月 8日 (日)

尊厳あるリレー

先日、ある郷土芸能の保存会の総会があり、会長が交代しました。

前会長は、その保存会を発足させ、これまで10数年、

会の存続はもちろんのこと、地域の住民に対して、その会の認知をしてもらい、

私の学校区の自治会に入っているひと全員が支援するしくみを作りました。(当然、全員の自治会長の理解を得てのことですが)

この3年ほど病気で入退院を繰り返し、去年の総会もそのために欠席となりました。

今年も入院をしていたのに、それをおして総会前に開かれる役員会に出席されてました。

てっきり会長は入院中と思いながら、役員会に遅れて出席した私は、

上座の真ん中に会長が座って、議事進行をしていたのに驚きました。それと同時に、そこまで無理しなくていいのに!!と心のなかでつぶやいていました。

口から発せられる言葉は、あまりにも、弱弱しく、相当無理をして病院から抜け出してきていることは、そこに出席していた人は、みなさんわかっておられたと思います。

その役員会で会長は、「今回で、会長をひかせていただきたい。こんな身体ではみなさんに申し訳ない。会長職を引き継いでもらえる、最適任者のかたがおりますので、みなさん、よろしくお願いします。」と、

力を振り絞るようにして話されました。

新会長に指名されたかたも、素晴らしい方です。当然満場一致ですが、その新会長は、

「00会長のお体が治るまで、しっかり務めて参ります。〇〇会長には早く元気になっていただきたい。」と挨拶されました。

その場に居た人でないと感じることのできない雰囲気が、ひしひしと感じられました。

前会長の身体をこわして申し訳ない、という気持ちと、

新会長の、必ず、保存会をもっともっとしっかりとしてゆきますから、早く元気になってください、という気持ちが、すごく伝わってくる、二人の挨拶でした。

とかく、役職を降りれば、後のことはもう関係ないと思いがちの現在、

もしくは、事務的に役職の引継ぎを済ませてしまいがちの今、

尊厳あるリレーの場面に同席をさせていただくことができたことは、

ほんの刹那な、場面であっても、

私には生涯忘れることのできない、一場面となったと思います。

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2008年6月 4日 (水)

実態を把握する

日経新聞が主催する愛媛日経懇話会で今日、講演会がありました。日本政策投資銀行地域振興部参事役、藻谷浩介氏の「実測!愛媛の地域力~岐路に立つ産業、観光、まちづくり~」と題した講演です。

愛媛の今後の地域政策を考える上で、非常に参考になったと思います。特に、景気がどうこうということよりも、現在の産業の実態を掴む!!ということの重要性をしっかりと肝に銘ずる事もできたと思えます。

先生が講演の中でおっしゃってたデーターは、ある程度は予測できたものの、愛媛だけではなく、首都圏でもさらに深刻な問題となりつつあることに驚かされました。

そのデーターでメモ書きしてたものだけ紹介しますと、

愛媛の小売業のデーターですが、

      売り場面積    売り上げ    

90年   156万㎡    1,45兆円

06年    201万㎡   1,36兆円

しかも、01年と06年を比べると、小売商業に従事する人の数が1万人も減少しているということでした。つまり、売り場面積は30%ちかく増えているにもかかわらず、売り上げは1000億円ちかくダウンしているし、雇用も1万人も減少しているのですから、いいわけがないのです。

その分、広島がいいかというと、愛媛より悪いし、大阪や東京はバブルの影響もでており、数値的にはかなり悪いですね。名古屋も同様でした。

何故かと言うと、人口の推移が

            00年              05年 

15歳~64歳   95,3万人        91,5万人    -38000人

0歳~14歳   21,9万人         20,0万人    -19000人

65歳以上    32,0万人         35,2万人    +32000人

つまり、15歳~64歳までのいわゆる消費者層がかなり減少しているために、小売業の売り上げが下がっていることが理解できます。また、データはメモできませんでしたが、個人の所得も下がっていました。

じゃあ、東京はというと、

               00年            05年

15歳~64歳     2405万人          2383万人      -22万人

0歳~14歳      447万人           441万人       -6万人

65歳以上      481万人            599万人      +118万人

ということですから、65歳以上の絶対数の増加はすさまじいかぎりです。

トヨタ自動車が国内でのシェアーはアップしてるのに、売り上げ台数が伸びない理由はここらにあるのでしょう!?

つまり、安いものを多く売る時代はすでに終焉しており、高付加価値、多品種を生み出さなければならないことは実感として、よく理解できました。

だからこそ、地域の資源を活用した、地域独自のものを生み出し、広く販売してゆく戦略を早く実施プログラムとしてすすめなければならないですね。

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